Career Case1 店舗開発

店舗づくりには、たくさんの人の
明日を変えられる 可能性と醍醐味がある。
出店成功のカギは、
店舗の光景をどれだけ鮮明にイメージできるか。
年間100~150店ペースで出店を続けるDAISO。その出店に関わる全業務を担当しているのが店舗開発本部です。私は、関西・北陸エリアと愛知県を担当しています。
出店はまず、不動産会社やショッピングモールなどから空きテナント情報をいただくところからスタート。現地を視察して、調査や商談を何度も繰り返しながら出店計画を進めていきます。出店の可否については、人口や交通量、競合店情報だけでなく、搬入口や倉庫、テナントの位置関係なども大きな判断材料。毎日、数千個の商品が売れるDAISOでは、荷物の搬入搬出や品出しは重要かつ大変な業務ですから、スタッフがスムーズに業務できるか、現地で何度もシミュレーションします。また、店舗出入口周辺の段差や駐車場の停めやすさなども、主婦層をターゲットにした際の重視項目。こうした細かいところへの嗅覚こそ、出店の成功を左右するものであり、実際に店舗運営を経験していないとわからないところでもあります。
空港ターミナルに初出店。
わずか18坪の空間をどう使う?
これまで数多くの出店に携わってきましたが、思い出に残っているのが2008年に出店した「関西エアポート店」。当時は空港内に店舗をつくった前例がまだなかったうえに、テナントの面積はわずか18坪と、通常の1/10程度の広さ(※現在はリニューアルし、25坪に拡大しています)。取り扱えるアイテム数が限られるため、誰をメインターゲットに商品を揃えるのか、店舗運営本部の担当者と一緒に、何度も調査しました。住民か?観光客か?いろいろ考えを巡らせて辿り着いたのは空港内で働く人。空港には、航空会社の方や、整備士の方、他のテナントの方など、たくさんの人が働いています。事前にアンケート調査を実施し、彼らが求めている商品を揃えました。立ち仕事が多く足のむくみに悩んでいた女性スタッフたちの間で段ボール素材の靴のインソールが大ヒットするなど結果は思惑通り。また、近年のインバウンド効果で店舗の注目度も上がっています。
責任の大きさを感じながら、
1店舗1店舗を大切に。
大きな視点でビジネスを動かしていくので、店舗開発の仕事は面白い。しかし、出店の裏では閉店する店舗もあります。モノがなくなり、人が去った後の店舗を見ると、お客様やスタッフに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになる。「失敗はできない」という使命感を強く持ち、1店舗1店舗をつくっています。
店舗開発
店舗開発本部 担当部長 2003年入社 経済学部卒

会長や人事の人柄に惹かれてDAISOへ入社。3年間の店舗運営の経験を経て2006年の終わりに、サンフランシスコ1号店の立ち上げメンバーとして渡米。2007年からは現在の店舗開発本部に配属となり、人事、広報、海外出店などさまざまな業務を兼務しながら現在に至る。