「人に優しい
店舗」を作る

「良い立地」の出店を見送ることも

店舗開発本部は、年間100~150件のペースで進むダイソーの新規出店契約に関わる業務を担当しています。人口や交通量、競合店情報だけでなく、搬入口や倉庫の位置関係なども出店を決める上での大きな判断材料。毎日数千個もの商品が売れるダイソーでは、店舗スタッフが荷物の搬入・搬出や品出しをスムーズに行えるかどうかが非常に重要だからです。また、店舗出入口周辺の段差や駐車場の停めやすさなど、幅広い世代のお客さまに来ていただきやすい条件がそろっていることも大切。どんなに良い立地でも、これらの点を考慮して出店を見送ることもあります。こうした観点は、私自身が店舗運営業務を長く経験したからこそ身についたものだと思います。今後は車に乗る人の数が減っていくことを考えると、歩行者に優しい、人に優しい店舗作りがさらに必要になると考えています。

ありとあらゆる人に便利さを

個人的な思いとして、今後は「お客さまが望む理想の100円ショップ」をより深く研究し、具現化したいと考えています。都心部の1000坪もあるようなダイソーの店舗へ行けば、多種多様な商品を手に取ることができます。一方、国内でも過疎地域や離島などには買い物難民と呼ばれる方がいます。ありとあらゆる人に100円ショップの便利さを感じていただくにはどうすればいいのか。難易度は高いけれど、地方にも大型店を出店していくべきなのかもしれません。また、ダイソーのネットショップを拡大していくという方向もあるかもしれません。


ビジネスとしては非効率な部分もあるかもしれませんが、これは私たちが本気で考えていかなければいけないテーマなのだと思っています。「車でちょっと行ったところに、とても便利な店があるんだよ」。そんな風に、たくさんの方に喜んでいただけるダイソーの姿を追求していきたいですね。