無理をせず
「自然体」で
働ける場所

イスラエルで学んだこと

英語圏でのコミュニケーションや生活には慣れているのですが、イスラエルでの新規出店では苦労しました。現地スタッフには英語が通じないので、ヘブライ語を少しずつ勉強し、つたないながらもコミュニケーションを図る毎日。この経験から「現地の文化や考え方を取り入れて相手を尊重しながら思いを伝える」という仕事の進め方を学びました。日本人である以上はどうしても、「日本では~なのに」という常識で物事を考えてしまいがち。しかしそれでは良い結果は出ません。例えば、現地でどういった商品が売れるのかを考える上で、「日本ではこれが売れるから海外でも同様に」という考え方は危険。柔軟に現地スタッフの意見を取り入れていくことが重要なんです。ちなみにダイソーには、店舗運営のマニュアルが存在しません。国内であれ海外であれ、店舗作りは常にゼロからのスタート。だからこそ、現地のメンバーと一緒に物事を成し遂げていく充実感がありました。

「人見知り」が仕事に生きた

海外での新規出店も経験させてもらった自分ですが、実は昔から「人見知り」。自分から積極的に話しかけるのが苦手で、気づけば「相手の顔色をうかがいながらコミュニケーションする」ことが習慣になっていました。ところが、ダイソーではこの人見知りが生きたんです。僕は自分の発した言葉をスタッフがどう受けとめるかを常に考え、些細なことでも一緒に働く仲間として相談し、意見を求めるようにしています。もし僕が人見知りでなかったら、自分の意見を積極的に言えても、スタッフの言葉はなかなか聞けなかったんじゃないかと思います。


マニュアルも決められた正解もない仕事だからこそ、無理をせず自然体の自分で働くことが大切。自分を偽りながら働くって、苦しいじゃないですか。そんな思いをこめて、スタッフにはよく「楽しく働いてほしい」と伝えています。