自分の店を持ち
経営している感覚

他社でのバイト経験も生かせる

大学時代に3年間、ダイソーでアルバイトをしていました。新卒入社の内定をもらってからは別の大手製造小売りチェーンでアルバイト。他社の店舗運営を学びたかったんです。そこでは、スタッフに対しての取り組みに感銘を受けました。例えば「サンキューカード」。スタッフ間で「商品整理を手伝ってくれてありがとうございます。おかげできれいにできました」といったメッセージカードを渡す取り組みです。僕自身アルバイトを始めた当初はできないことばかりで大変でしたが、カードをもらうことで不安が軽減されました。店舗責任者となった現在、こうした取り組みを参考にしてスタッフへカードを送り、日々の小さな気づきを伝えています。マニュアルがなく、店舗独自で工夫ができるダイソーだからこそ他社での経験を生かせました。学生時代に経験した楽しいこと、うれしいことを反映でき、それが全体に広がっていくこともある。そんなチャンスもあるんです。

好奇心を持って仕事に向き合う

店舗責任者を初めて任されたのは、入社半年というタイミングでした。マニュアルがないダイソー。1年目の僕は、どんな展開をすれば売れるのかも分かりませんでした。そこで地区の部長やマネージャーに教わったり、近隣の店長に電話で季節の売れ筋を聞いたりして、たくさんアドバイスをもらいました。ある店長からは「周辺のダイソー店舗や競合店を回ってウインドウショッピングをするのもいいよ」と教わりました。地域でどんなものが売れているのかを見て、空気を感じて、自店舗の売場作りの参考にしました。


僕はもともと雑貨屋が好きなのですが、好奇心からいろいろな店舗を回ることも勉強になっています。こうして研究し続けることが、店舗の成功やスタッフさんとの信頼関係構築につながる。最近はそんな実感も持てるようになってきましたね。「自分の店を持ち、経営している」という感覚。これこそ自由度の高い店舗運営スタイルならではの楽しさだと思います。