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イベント

ソーシャルディスタンス坐禅

こんにちは!今回は事務局が担当いたします。
先日、臨済宗佛通寺派 大本山佛通寺にて「ソーシャルディスタンス坐禅」を行いました。

 

駅伝や長距離走はあらゆるスポーツの中でも最も原始的であり、かつ肉体的にも精神的にも最も過酷な競技です。それ故に「心の格闘技」と云われ、いい代えれば「心の強さとしなやかさ」が競技力や競技結果に大きく影響するといえます。選手たちは、日常の雑踏や喧騒を離れ、静かに自己を見つめることで「本当の自分とは何か」を自らに問いかけました。

 

坐禅が始まる前には、臨済宗大本山佛通寺の神田敬州宗務総長より坐禅についてのお話をいただきました。

(神田敬州宗務総長)坐禅では「調身・調息・調心」と称し「姿勢と呼吸と心を整える」ことに主眼を置きます。静に代表される「禅」と動に代表される「走」は静と動の両極端にありながら、前述の 「調身・調息・調心」 という点において共に合致しており、特に腹式呼吸の反復鍛練に重きを置きます。「走と禅」の双方の鍛錬をするということは、走ることの練習のみならず、日常の随所で心身の鍛錬を施すことに通じ、その相乗効果により数々の傑出した選手を世に送り出しています。

選手たちも坐禅の意味をしっかりと考え、それぞれが自己を見つめ直す良い機会となりました。